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日本のマチュピチュ 竹田城跡

日本のマチュピチュ竹田城跡

最近TVCMなどで有名になってきた

竹田城跡。その始まりは古く室町時代日本史の教科書にも出てくる山名宗全の時代に始まる。

そして幾多の歴史を潜り抜け現在は日本の100名城の選定を受けるにいたる。雲海に城郭跡が

浮かぶさまからインカ帝国の遺跡マチュピチュになぞらえて日本のマチュピチュとして知名度が上がってきた。

竹田城跡観覧料を徴収を開始

兵庫県朝来(あさご)市は10月1日、竹田城跡の入場の際の観覧料の徴収を開始した。

同市では、ここ数年の朝来市国史跡竹田城跡の人気の高まりとともに、史跡保全、道路整備、トイレなど関連施設の維持管理が重要な課題になっていたという。

今回の観覧料については、これら課題解消のためにかかる経費の一部について、竹田城跡への入場者の負担を求めるもの。確かにたくさんの人が訪れたら

その分管理維持というのは大変になってくるから仕方がないのかもしれないが少し残念だ。

しかし、意外に安かったからまあ、これぐらいならば徴収してもいいかなとも思ってしまう。

写真や映像で見たが、やはり美しい美しい景観はみんなで守っていきたいものだ。

観覧料は、大人(高校生以上)・1人1回300円(平成29年3月末以降は400円)

中学生以下無料。年間パスポートは、1人1,000円となる。

その他、詳細は同市Webページを参照のこと。

 

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記事

 竹田城跡

 山城遺跡として全国でもまれな完存する遺構であり、天守台は標高353.7メートルの山頂に築かれています。現存の遺構は、豊臣秀吉が但馬攻め(天正5年)の後、近世の城郭に普請するように命じたものとみられています。別の名を“虎臥城(とらふすじょう・こがじょう)”とも呼ばれ、国の史跡に指定されています。平成18年には、(財)日本城郭協会から日本100名城の選定を受けました。

竹田城と竹田城主(竹田城の歴史朝来市ホームページより

 竹田城は、嘉吉(かきつ)年間(1441-43)、但馬の守護大名、山名 宗全(やまな そうぜん)が出石城の出城として播磨・丹波から但馬への侵略路に位置するこの地に、13か年を費やして築いたと伝えられています。当時は、土塁をもとに作られた城と考えられ、山名氏の武将、太田垣氏が7代にわたって城主となり治めます。しかし、天正5年(1577)、天正8年(1580)秀吉の2度の但馬征伐で竹田城は落城、山名氏とともに太田垣氏は没落します。
その後、秀吉の弟、秀長の属将的な地位にあった桑山修理太夫重晴、続いて播磨龍野城主 赤松政秀の子、赤松広秀が城主となります。広秀は朝来郡2万2000石を領有し、文禄年間から慶長の初期(1600年頃)に、現在のような豪壮な石垣積みの城郭を築きます。
竹田城の石垣の積み方は、織田信長の安土城と同じ技術で、自然石の石の声を聞きながら積むと言われる、近江穴太衆(あのうしゅう)の手による穴太流石積み技法が用いられています。野面積みで、石材は現地のほか山麓付近から集めたものと考えられ、花崗岩で最大のものは5トンと推測されています。その石垣は、400年を経た現在でも、当時の偉容をそのままに誇っています。
天守台を中央に、南千畳、北千畳、花屋敷が放射状に配され、その姿は、虎が臥せているようにも見えることから、別名「虎臥城」(とらふすじょう・こがじょう)とも呼ばれています。
山の地形を巧みに活用し防御に対する配慮の綿密さなどから考えると、よほど堪能な人の手による構築といえます。縄張りの規模は南北400メートル、東西100メートル、完存する遺構としては、全国屈指のもので、国史跡に指定されています。
竹田城の最後の城主、赤松 広秀は、関ヶ原の役で西軍に属し敗北、その後、徳川方として鳥取城攻めに加わり戦功をあげますが、城下に火を放ったとの罪を押しつけられ自刃、竹田城は廃城となります。

 

 

 

 

 

 

知恵袋より
●日本のマチュピチュといわれる兵庫県の竹田城址は、歴史上でなにがあった場所なのですか?
補足を読んで。歴史上で言えば竹田城は生野銀山争奪戦の主人公である但馬守護代太田垣輝延が城主の城でした。これと対立するのが但馬守護の山名佑豊。織田信長の命を受けた羽柴秀吉、坂井政尚らが但馬に侵攻して山名を堺に追放。それにより竹田城主の太田垣輝延は生野銀山の支配者となり禁裏修理の為に銀を上納しています。堺に逃れた山名佑豊は今井宗久を仲立ちとして、再び織田軍の支援の元に竹田城を攻撃するなど優勢に戦いを進め生野銀山の支配権を奪回。この両者の争いは天正八年(1580年)まで続き竹田城は生野銀山争奪戦を巡る舞台でもあった。このように相対立する両者を支援している織田信長の行動が矛盾している面もあり、実は現在でも生野銀山争奪に関してはよくわかっていないのが現状です。
●今年の2月中に、デートで日本のマチュピチュ(兵庫県和田山にある城跡?)にいこうと思っているのですが、場所以外何もわからない状態なので、駐車場の有無・場所、オススメの時間帯、その他アドバイスあれば教えてください。お願いします。
朝来市の竹田城址ですね。それほど大きくはないですが駐車場は3つくらいありますよ。一番上の駐車場からだと徒歩15分程度で城跡に到着します。雲海を見たいなら朝早く。ただし今の時期に雲海が発生するかは不明です。自分は真昼間に行きましたのでただの山の上の城跡という印象しかありません^^;お隣の山?の立雲峡から見ると雲海に浮かぶ城跡が綺麗にみえるそうです。山の上なので凍結に備えて少なくともスタッドレスでいくべきかなと。ここらへんの気候はよくわからないんで。補足3月上旬まで城跡への車道は通行止だそうです。下の駐車場から徒歩で40分とか。あと藤和峠からも雲海のお城が見えるそうです。こっちは車を降りてすぐポイントがあるそうです。
●今テレビで話題の日本のマチュピチュと言われる武田城CMでは城あとの周りに雲海が広がってますが,この雲海が見られるのはだいたい何時頃ですか?
雲海が出る時期は9月下旬~4月上旬の早朝。時間は明け方から午前8時頃までで…。11月下旬~12月上旬がもっとも濃い雲海が出やすい時期。今頃が雲海のピークになるみたいです。↓こちらをご覧下さい。http://www.shirofan.com/shiro/kinki/takeda/unkai.html

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