美女と野獣実写映画のキャストは？１１月１日から公開！

美女と野獣とは

もともとはフランスの異類婚姻譚（人間とは違った種類の存在との結婚）のお話だということです。

かえるの王様とかがそれにあたります。

１７４０年にヴィルヌーヴ夫人が書いたものを短縮したものが１７５６年に出版されました。

それが現在広く知られている「美女と野獣」の物語だそうです。ボーモン夫人版といわれています。

１９４６年に映画化され１９９１年にはディズニーがアニメーションとして製作しました。

ほとんどの人が「美女と野獣」というとディズニーのアニメを思い浮かべるのではないでしょうか？

日本では１９９２年に公開されました。アメリカではホームビデオが発売されると１週間で７００万本

１週間で１４２０万本という売り上げを記録しました。

日本で始めてセルビデオ（販売用のビデオテープ）のみで１００万本を出荷した作品になりました。

なので、「美女と野獣」がディズニー作品だと思っている人は多いのではないでしょうか？

☆ストーリーあらすじ

３人の娘を持つ商人が末の娘のためにバラをつもうと庭に忍び込む。

その彼の前に庭の主である野獣が現れて商人を歓迎するが欲をだしたために

監禁されてしまい身代わりに商人の娘を要求する。

末の娘は父親の身代わりとして野獣の元に赴いて生活する。野獣は必死に求婚するが娘に拒否される。

はじめは怖がっていた娘だったが野獣はやさしいのでベルは安心しました。

娘が一時的に実家に帰るという申し出に野獣は許可を与えて期限を設ける。

その期日をすぎると野獣は死ぬといわれる。二人の姉は末の娘から豪華な暮らしぶりを聞かされて嫉妬し

妹を引き止めて期限に間に合わないように仕向けました。

末の娘は何とか品詞の野獣に再会し求婚に答える。すると、野獣は本来の姿に戻ってめでたしめでたし。という話です。
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ディズニー版

森の奥にある城にとても傲慢な王子が住んでいた。ある日の夜、醜い老女が城を訪ね、一輪のバラをあげるかわりに城に一晩泊めてほしいと頼んできますが

王子はそれを断り追い返そうとしました。

すると老女は魔女に変わり、優しい心を持たない王子と、王子をそのように育てた召使いたち、城全体にも呪いの魔法をかけてしまう。

そして王子は恐ろしい野獣の姿に、召使いたちは家財道具の姿になってしまった。

とある街に住む発明家モーリスの娘・ベルは街一番の美貌の持ち主で、読書と空想が大好きな父親想いの娘でした。

街一番のハンサムで人気者だが乱暴で下品なうぬぼれ屋であるハンターのガストンの求婚にもうんざりの毎日でした。

モーリスが発明大会に出かけた日、愛馬フィリップが父を乗せぬまま戻ってきたのを見たベルは、父に何かあったに違いないと考え

フィリップと共にモーリスとはぐれた森の奥地の城へとやってきます。

フィリップとはぐれ、城に行き着き一夜の宿を頼んだモーリスは

城の主である野獣に不法侵入者として牢に捕らえられていて帰ってこれなかったのです。

父の解放と引き換えに自分が城に留まることを申し出ると、野獣はその条件を受け入れ

反対するモーリスを強制的に魔法の馬車に乗せ街へと追い返してしまいます。

こうして城に残ることになった失意のベルは礼儀知らずで我がままな野獣の凶暴な振る舞いに耐えかね、城を飛び出しました。

吹雪の中で野生の狼に襲われるが、すんでの所で駆けつけてきた野獣に救われました。

その事件をきっかけに、ベルは醜く横暴な野獣の心の中に残る優しさに気づき、野獣も彼女の優しさに触れ、お互いに心を通わせるようになります。

2人だけの舞踏会を開いた日の夜のこと、楽しさの中にも父のことを想い沈んだ表情を隠せないベルのために

野獣は魔法の鏡を与え、モーリスの姿を映し出させました。

そこに映し出されたのは、病身のままベルを探し求めて森をさまよい、行き倒れそうになっているモーリスの姿でした。

父を助け街に戻ってきたベルは、ガストンが自分の結婚を承諾させるために

モーリスを狂人として精神病院にいれようと企んでいることを知り、激しく彼を拒絶します。

モーリスの言うことが事実であることを証明するために魔法の鏡で野獣の姿を見せるが

嫉妬に駆られたガストンは野獣が恐ろしい存在であると街の人々に吹聴して野獣を殺せと人々を扇動します。

野獣への密告を防ぐためベルとモーリスを自宅の地下室に幽閉してしまいました。

ふたりは途方に暮れるが、城からベルの服のポケットに隠れてやってきたティーカップのチップの妙案により脱出します。

（こういったところはディズニーらしい演出ですね）

城の召使たちはガストンたちの襲撃に気がつくが、ベルを失って絶望に塞ぐ野獣は自暴自棄になり

どうなっても構わないとやるきがありません。

騒ぎの中で独り、野獣の居場所を突き止めたガストンは背後から矢を放って奇襲し、野獣をバルコニーに追い詰めて徹底的に痛めつけました。

それでもなお、力なく倒れたまま野獣は動こうとしなかった。

ガストンが止めを指すそうとした刹那、駆けつけてきたベルの声を耳にして生気を取り戻し、野獣はついに咆哮と共にガストンに反撃します。

ついにガストンを追い詰め怒りと共にバルコニーから落とそうとした野獣だが

命乞いをする彼の姿を見て命を奪うことは思いとどまり、出て行けと言い放ちました。

屋根を伝ってバルコニーに上り、ベルと念願の再会を果たした直後、背後からガストンが短剣を野獣の脇腹に突き立てました。

ガストンはバランスを崩して落下して果てたが、野獣もまた、虫の息でした。

途切れ途切れに愛と別れの言葉を口にし事切れた野獣の亡骸にすがり、ベルは涙を流しながら野獣への愛を告白します。

ベルの愛の告白により、ついに野獣は愛し愛されることを学ぶ試練を乗り越え、自身と城にかけられた呪いから解き放たれ、

こうして、城の召使たちと父モーリスの祝福の中、2人は結ばれ、末永く幸せに暮らしました。

映画館に行ったときにパンフレットがあったのでもらってきました。

☆今回の見所！

今回はフランスとドイツの合作映画ですね。

昔の挿絵をみると野獣の顔がイノシシになっていてちょっとわらいましたね。

いまはライオンのような野獣というイメージで描かれていますね。

あらすじを見ているとベルが父親のかわりに野獣にとらわれて生活するというところは

ボーモン夫人版と同じような気がします。

が、パンフレットを読むとヴィルヌーヴ夫人の原作小説を元にと書いてあるので

われわれが知っている話とは少し違うのかもしれませんね。

こちらが予告編です。