通り魔に対する備えは？東大和の事件に見る防犯対策

●小さいお子さんは大丈夫？？通り魔に対する備えは？東大和の事件に見る防犯対策

東大和で女子高校生が刺された通り魔事件が解決しました。

２０日、東京・東大和市の路上で女子高校生が刃物で刺されけがをした事件で、警視庁は現場近くに住む３１歳の男を逮捕しました。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140220-00000086-jij-soci

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2132567.html

☆皆さんは通り魔というとどんな犯罪を思い浮かべますか？

通り魔

通りがかりの人に突然理由もなく危害を加えて去るもの

となっています。

ここで一番怖いのが突然と理由もなくという二つの言葉です。

理由がないのに危害を加えられる恐れがある。これは恐怖以外の何者でもありません。

なぜなら　誰でも被害者になりうるからです。

また、池袋通り魔事件や秋葉原通り魔事件（秋葉原無差別殺傷事件と読んだほうがわかりやすいかもしれません）

などのように、一度に何人もの人が殺される事件が現実に起こっています。

池袋通り魔事件

池袋通り魔殺人事件（いけぶくろとおりまさつじんじけん）とは、1999年（平成11年）に発生した通り魔事件である。

1999年9月8日午前11時40分頃、東京都豊島区東池袋の東急ハンズ前で23歳の男が包丁と金槌で通行人を襲い、2人（66歳女性と29歳女性）が死亡し、6人が重軽傷を負った。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B1%A0%E8%A2%8B%E9%80%9A%E3%82%8A%E9%AD%94%E6%AE%BA%E4%BA%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6

秋葉原通り魔事件

秋葉原通り魔事件（あきはばらとおりまじけん）とは

2008年6月8日(日曜日)に東京都千代田区外神田（秋葉原）で発生した通り魔事件である。7人が死亡、10人が負傷した。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%8B%E8%91%89%E5%8E%9F%E9%80%9A%E3%82%8A%E9%AD%94%E4%BA%8B%E4%BB%B6#.E5.8A.A0.E5.AE.B3.E8.80.85.E3.81.AE.E7.B5.8C.E6.AD.B4

☆通り魔に対する備えとは？

突然、何の前触れもなく無差別におこなわれるなら対策など皆無では？という人もいるかもしれませんが

災害にせよ通り魔にせよ備えがあれば被害を最小限に食い止められる可能性はあります。

特に小さいお子さんをお持ちの方は非常に心配だと思うのですが、誰にでもできる

防犯対策を紹介していきたいと思います。

☆「意識する」

え？そんなこと？と思うかもしれませんが、これは安上がりでもっとも効果のあるもののひとつであると考えます。

例を挙げてみましょう。東日本大震災のときに「津波」が大きな被害をもたらしましたが、同じように津波に襲われながら

死者が大勢でたところと少なくすんだところのちがいは、この「意識の差」であったところが大きかったように思います。

津波が来たらとりあえず逃げる。そういつも意識して教えられてきた釜石市の小中学校では数多くの子供たちが無事に高台に避難できました。

ある小学1年生の男児は、地震発生時に自宅に1人でいたが、学校で教えられていた通り、

避難所まで自力で避難した。また、小学6年生の男児は、2年生の弟と2人で自宅にいた。

「逃げようよ」という弟をなだめ、自宅の3階まで上り難を逃れた。授業で見たＶＴＲを思い出したからだ。

http://wedge.ismedia.jp/articles/-/1312

まあ、大丈夫だろう、今まで大丈夫だったからという意識ではとっさのときに「行動」にう移すことができません。

子供でありながら彼らが行動できたのは、「意識」をもって津波の対策をしていたからです。

☆「情報収集する」

身近な危険をあらかじめ知っておく。秋葉原の事件のような無差別な昼間の時間帯で起こるものは意味ないかもしれませんが

たいてい通り魔は「犯行をおかしてから逃げる」ことを前提にしているはずです。

とすれば、人通りの少ないところや夜、夕方など姿が見えにくい時間帯であったりするかもしれません。

そういったときに、イヤホンをつけて音楽を聴いていたりフラフラしていると

通り魔からは狙いやすい（刺しやすい）獲物と思われてしまいます。

また、向こうのとおりで、今まさに人が指されていてパニックになっていることに気づかずに

不用意にそちらの方向yへ向かってしまうかもしれません。

あまり、大きな音で音楽を聴かない。

周りを注意しながら歩く。といった気配りで事件や怪しい人物への

警戒を怠らないことが重要です。これは引ったくりなどの対策としても

いえると思います。小柄な女性は狙われやすいので注意が必要です。

☆「SOSを発信する」

助けて！キャーなど大きな声で悲鳴を上げるというのも効果的です。

この前札幌でおきた女児誘拐事件などは大きな悲鳴が聞こえたと、ネットで書き込みがあり

通報したという人がいました、そのおかげかは知りませんが犯人はその後すぐに

逮捕されました。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140203/crm14020300210000-n1.htm

防犯ブザーもいいでしょうが、ブザーだと車の警報機と勘違いして誰かが車にぶつかっただけと思われることも

あるかもしれないのでブザーを持っていてもやはり声を出すことが重要だと思います。

防犯ブザー

☆では具体的にはどう意識するの？

帰宅路を下調べ、人に襲われたらどこに逃げ込むか

どこが危険かを把握することが重要です。

どこが人通りが少なく危険な箇所かを把握します。

普段から地域の防犯情報にアクセスすることにより情報を確認できます。

自分の所属する県警のHPで不審者情報等の確認をすると便利です。

警視庁では不審者情報をHP上に出しています。

何日の何時ごろにこういった事案が確認されています。

という形で表示されています。

http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/seian/fushin/index.htm

大阪府警は地図上で

今年と去年の犯罪が起こったところを地図上で確認できるようになっているようです。

http://www.map.police.pref.osaka.jp/Public/index.html

愛知県警ではhttp://www.pref.aichi.jp/police/anzen/shijo/map/index.html

不審者情報マップをだして何地区でどんな犯罪が起きたかを書いています。

こういったものを活用して防犯対策につなげましょう。

☆防犯を正しく学ぶ

やはり専門家の知識をもとに

きちんと取り組みたいという方は

こちらの下にあるような本で

勉強するのがいいと思います。

☆注目商品

コナン君と一緒に防犯を学べる本。

子供向け防犯意識を高める入門書的な

感じにはいいかもしれません。

アマゾンのレビューですが

なじみのあるコナン君が話を進めてくれるので、子どもも入りやすかったようです。

そこまで警戒しなくても、とも思うのですが、知っておいて損のないことなので、

子どもと共に、防犯意識を高めています。

とのことです。

アオリ文句がコナンと一緒にクイズを楽しみながら
防犯知識が身につく！！コナンがキミを待つ！
キミの命を守るのはキミだ！

ですのでおもしろいですね。