豊川高校強豪沖縄尚学を下す！！

第８６回選抜高校野球で豊川高校が強豪校の沖縄尚学を下した。

沖縄尚学は「琉球のライアン」というニックネームを持つピッチャー山城の立ち上がりを攻め

なんと２回までに５点も得点をあげた。山城の立ち上がりを攻め得点を重ねた。

豊川はピッチャーの田中空良が強力尚学打線を２失点に抑えて完投勝利を収めました。

山城はリズムに乗る前に打たれ、暴投などで完全にリズムを崩してそこを

豊川打線が見逃さずに得点をあげていった形となりました。

得点の起点となったのは田中の女房役の氷見と高桑選手でしょうか。

氷見選手はきっちりバッティングでも田中選手を支え

高桑選手は今井監督も「不器用ですが練習でカバーしている努力家」と評するように

ウェイとリフティングなど地道な訓練で実力を上げてきた選手のようです。

今回の豊川の勝利の要因は初めのチャンスをきっちり物にした後に自分たちの野球を

遣り通したところというところでしょうか。

豊川高校は今回の注目校には入れてはいなかったですが大活躍ですね。

チェックが甘かったです。この勢いで優勝を目指してほしいですね。

☆ 沖縄尚学今後の課題

今回自分の中では優勝候補の筆頭だと思っていた沖縄尚学ですが、残念ながら負けてしまいました。

序盤に崩してしまった自分たちのペースと流れを引き戻すことが最後までかないませんでした。

高校生なのでこういった流れが明確に出来てしまったら立て直すことは難しいこととは思います。

山城投手も甲子園の魔力といいましょうか、流れに飲まれて本来の力が発揮できない状態に

はまり込んでしまったように思えます。今後の課題はピンチのとき、流れが自分たちにないときに

どう立ち直っていくかだと思います。地力があるだけに残念な結果だったと思います。

そんな中で沖縄尚学の得たものは久保投手の成長ではないでしょうか？

５回以降は久保投手が豊川打線を無得点で抑えています。

またひとつ大きくなって夏の高校野球で甲子園に帰ってきてほしいですね。

今日でベスト4が決まったわけですが、まだまだ見所がある選抜高校野球！

選手たちには結果がどうあれ、悔いが残らないプレーを心がけてほしいです。