七草粥の簡単レシピ！炊いたご飯で作る七草粥

新年正月気分を抜けさせてくれる食べ物といえば七草粥ですね。今回は七草粥の簡単レシピをご紹介します。

七草粥といえば人日の節句（1月7日）の朝に食べるという行事料理ですね。

春の七草を具財にして塩味のあっさりしたあじの粥です。

その1年の無病息災を願って食べるもので、正月中にお酒やご馳走で

弱った胃を休めるという意味合いもあるようです。平安時代からつづく伝統ある料理です。

最近ではスーパーに7草セットといって春の七草（セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ）

が、セットになっています。こういったものを利用すると簡単に作ることが出来ますので利用するといいと思います。

また、最近ではネットでも販売しています。

先にこういったものを予約しておくと忘れることがありません。

7日の朝に食べるものなのでスーパーで買うときは6日までに買っておきたいですね。

ネットで買うときは6日には届くようにしたいですね。

こちらはいちいち作るのがめんどくさいというかた向けの

フリーズドライ七草です。

☆簡単レシピ

お米の状態から作る七草粥は時間がどうしてもかかってしまいます。

7日の朝に食べるものですから出来るだけ早く作りたいですね。

なので、ここでは炊いたご飯を利用します。

☆用意するもの

水　1Ｌ

塩　少々

炊いたご飯　ご飯茶碗　3杯分

白だし　大さじ3杯

七草セット

（上記のフリーズドライの七草でも可）

作り方

まず下準備として七草を塩を入れたなべで軽く下茹でします。（前日夜から水につけておくとアクがぬけて良いようです）

沸騰したお湯に一つまみ塩を入れて

はじめにダイコン（スズシロ）、カブ（スズナ）をいれてください。火が入りにくいですからこの二つは少しぐらい煮てしまってもよいです。

その後残りの5草をいれます。こちらはさっと熱湯にくぐらせましょう。

アクが強いものが多いのでこうしておくと食べやすくなります。

冷水にとって冷まします。そして七草をみじん切りにします。

なべに水1Ｌと白だしを入れて沸騰させおかゆを作ります。

お粥を作る際にご飯を一度水で洗うとさらっとしたお粥に仕上げることが出来ます。

ご飯をボールでぬめりを取る感じで水洗いしてざるで切るといいです。

ご飯を入れたら七草も一緒に入れましょう。

フリーズドライのときもこのときに入れます。

塩を少々いれて完成です。

いかがだったでしょうか？

七草には昔からいろいろな効能があり重宝されています。

セリ

鉄分が多く含まれているので増血作用が期待でき貧血症と解熱に効果があります。
ナズナ

熱を下げる、利尿作用があり高血圧・便秘・利尿・解熱・止血作用に効果があります
ハコベラ

タンパク質が比較的多く含まれ、ミネラルそのほかの栄養に富んでいます。
スズナ・スズシロ

ジアスターゼが消化を促進します。胃腸によいです。また、せき止め・気管支炎予防・扁桃腺炎予防などの効果があります。

みなさんも七草粥を食べて正月の胃もたれを解消し

無病息災をこころがけてみてはいかがでしょか。