サケガシラは地震魚?防災グッズの備えは大丈夫?後編
●地震と深海にすむ魚たちとの関連
さて前編では地震の前兆のように打ち上げられてくる深海にすむ
生物の話を書きましたが、前編でも書いたとおりに彼らは大きく
生息域が普段見慣れている魚たちに比べて異様な形をしているので
打ち上げられた際にとても目立ちます。
その目立つさまが巨大地震と関連付けられている。
というのが
一般的な解釈です。が、本当にそれだけなのでしょうか?
ここでは深海にすむ生物たちの生態に迫っていきます。
☆深海にすむ生物たち
深海にすむ生物たちは自分の周囲を捕らえるための器官がものすごい発達しています。
想像してください。自分の周りがやみに閉ざされていたら?
日の光も届かないような暗闇です。そんななかでどうやって獲物をとるのでしょうか?
どうやって自分と同じ種類のツガイを見つけるのでしょうか?
体の周囲を感じ取る器官を発達させるしかないわけです。
たとえば、サメの場合ですが、ロレンチーニ器官と呼ばれる感覚器官が存在します。
これは微弱な電流を感知する電気受容感覚の一種であり
これによりサメは100万分の1ボルトという極わずかな電位差を感知することができます。
これは動物が動く時にだす弱い電力を感知するためのもので、地球上に存在する動物のなかでもっとも優れています。
サメは、この感覚器官により、光の届かない深海や、海底の泥に隠れている獲物も正確に発見し、捉えることができます。
また、サメは嗅覚がすごいことも有名で血の匂いにすぐ反応するといいますが
その感覚の鋭さは、100万倍にうすめた1滴の血をも感知してしまうほどです(ある実験によれば、何億分の1の濃度でも反応したとのことです)。
参考 出典:ウィキペディアhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%A1
サメの生態:http://www.geocities.co.jp/NatureLand-Sky/4515/biology.htm#nase
さて、サメはこのような器官を持っていますが深海にすむ魚たちも大なり小なりこういった機能を強化させて深海に
適応しています。
深海ザメたちは海の深いところにすんでいて人間より優れた変化を感じる器官を持っています。
地震のメカニズムはプレートが押されどこかに歪ができてそのひずみが限界に達したときに大きく動く作用により引き起こされます。
深海の生き物たちが、すぐれた器官で海底でおこっている歪の兆候、磁場や電気的変化、海底に眠っているガスなどが海底の歪から漏れ出した
物質など
そういったものを感知してその場から離れようとして打ち上げられてしまったかもしれません。
そう考えると一概に都市伝説で終わらせていいものでもないかもしれません。
ここでは地震の恐怖をあおっているわけでも地震クルクル詐欺のようなことをしたいわわけではありません。
日本列島はプレートの上にのっかり、プレートの境目に位置している以上
常に地震がおこりうる場所である
ということがいいたいのです。
ではわれわれのすることはひとつですね。
常に地震に備えることです。
☆常に地震に備え準備しましょう
もうすぐ3月11日です。東日本大震災の起こった日です。
自分の住んでいる地方は幸いにも大きな被害はありませんでした。しかし
地震には常に備えなければならないと、再確認した日であったことはまちがいありません。
地震は待ってはくれません。
震災に備えるべきことはまた、防災グッズは何でしょうか?
1 まずは身の安全。
地震が起こったときにつぶされない、頭、体を守るこれが第一です。
たんすや戸棚は?窓の近くにいない、扉が変形して地震が収まった後にあかなくなることもあります。
ドアを開けてすばやく机の下などに隠れましょう。
転倒防止用グッズ
折りたたみ防災ヘルメット
2 避難する
そこに避難するのか?避難するときに何を持って行くのか?
避難するときには服装にも注意しましょう。冬であれば避難先に毛布が人数分あるとは限りません。
暖の取れるものはあったほうがいいでしょう。
災害は急にやってきます。炊き出しもすぐには始まりません。お茶、水、お菓子などもあったほうがいいかもしれません。
物々交換をしたという話もあります。
ペットボトルのお茶、水
お菓子、ゼリー食
3 身内と連絡を取る方法を考える
震災直後は通信が集中するのでなかなか連絡がとれません。
災害用伝言板に連絡したい相手のメールアドレスを登録しておきましょう。
無事だということを知らせるメッセージを掲示板に送ると事前に登録しておいたメールアドレスに転送してくれるサービスです。
掲示板にさえ送れたら通信の隙間をぬって相手にメッセージを送ってくれます。
これは、緊急時の回線を圧迫しないことにもつながるのでなるべく大きな災害の時には活用しましょう。
もちろん緊急時のときはその限りではありません。
dokcomo https://www.nttdocomo.co.jp/info/disaster/disaster_board/
au http://www.au.kddi.com/mobile/anti-disaster/saigai-dengon/
softbank http://www.softbank.jp/mobile/service/dengon/
アンドロイドアプリ https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.softbank.mb.dmb
i phone アプリ https://itunes.apple.com/jp/app/zai-hai-yong-chuan-yan-ban/id425650996?mt=8
4 ライフラインが復旧するまで生き延びる
災害時に思うことの第一は文明生活は得がたいということです。
水がでない、電気が使えない、ガスが出ない。となったときに
大丈夫な対策をしておくことです。
電池がなくなっても充電できない。スマホや携帯があれば
ネットにつなげる、またはワンセグなどが見られる懐中電灯代わりにもなるなど、利点がある反面
電気がなければ使えません。
そこで、バッテリー、電池、充電できるものが必要になってきます。
大型のバッテリー
少し小型のバッテリー
手回し充電器
また、オール電化のところはカセットコンロなどを用意しておくといいかもしれません。
また、電気が使えないのでロウソクで明かりを取って火事になるというケースもあるので
火を使う場合には十二分に注意が必要です。
カセットコンロとガスボンベ
ラジオや懐中電灯もあるといいでしょう。
トイレ
災害時には水が使えず流すことができずに
トイレに苦労したというエピソードは多いです。
女性は特にこういった非常用トイレを用意しておくといいのではないでしょうか?
非常食
持ち出し防災セット
避難したときに毛布が人数分あるとは
限りません携帯に便利な
ミリタリーよう毛布
震災の経験を描いた本
震災に役立つグッズはこの本を参考にして書いている部分が多いです。
東日本大震災での実体験をもとに描いてあるので
参考になるところが多いかと思います。
特に女性、子供がいる家庭では参考になる部分が多いのではないでしょうか。
お勧めの一冊です。
サケガシラの話からえらく飛んでしまいましたが大地震がいつ来るかはわかりません。
いつ大地震が来てもいいように常日頃から備えておきましょう。
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