地震ハザードステーション
●地震ハザードステーションとは??
こんなものがあるなんて今まで知らなかったが
検索の上位に上がっていたので少し調べてみた。
正確ではな自分の見た感じたものを書いているので各自で細かいところは
調べてください。このHPは国が
阪神大震災を受けて発足した全国を網羅した
「地震予測情報」のこと。
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地震予知ではないので注意。
将来的に日本で発生する恐れのある地震による強い揺れを予測しその被害
を最小限にするために国民に注意を促すためのものだという感じだ。
30年以内にどれだけ震度6以上の地震が起こるのか,
30年で震度5以上の地震が起こるのかなどさまざまな
パターンでマップ上で色分けして見られるようになっている。
また、活断層の位置や地滑りがおきやすい場所なども
表示されているので自分の住んでいるところがどういう状態なのか
知ることができる。東日本大震災をうけて津波が到達する
恐れのある位置とかも表示してあると
よりよかった気がする。が、今後の展開に期待したい。
何故地震の予知でなく予測なのかは後で書きます。
が、端的に入って地震の予知というのはとても難しいものであるから
ということと、もしその予知が外れたらただパニックを引き起こすだけで
社会に混乱しかもたらすことがないという
非常に危険なことだからである。
しかし、今までの研究結果からある程度
何年以内には起こりそうだ
ということはわかるので「予測」という形で公表しているのだと思う。
●地震予測と失敗の歴史
1978年、ギリシャのテッサロニキ近郊で、5月から強い地震が立て続けに起きた。震源がだんだんと市街地に近づいていることや過去2回の地震が満月に近い時期に起こったことが分かると、市民の間で不安が広がった。
7月中旬には、地元新聞が月の満ち欠けと地震の関係を強調する見出しで地震の記事を掲載したり市や軍が万一に備えた計画を立てていることを報じたことで、不安が煽られパニックとなった。
7月18日に3紙が地震疎開に関する噂などを否定する記事を掲載したが手遅れで満月の7月20日に同国のカラマンリス首相がテッサロニキ市に入って市民を招いた無料の大パーティーを開いて事態収拾を図る事態となった。結局地震は起こらず、翌日の新聞には8万人の大パーティの様子が掲載された。
ラクイラ地震 : 2009年4月にイタリアで発生したラクイラ地震では、事前に群発地震があったにもかかわらず学識経験者らが間違った情報を発表して大きな被害が出たとして、現地の地震専門家委員会のメンバーだった6人と防災当局職員1人の計7人が過失致死罪で起訴され、ラクイラ市の裁判所は2012年10月23日被告全員に対して禁固6年の刑を言い渡した。裁判で検察は、「同委員会の《不正確、不完全で一貫性のない情報》が被害拡大につながった」とした。この事件は当初「地震を予知できなかったため訴追された」と報じられたが誤りである。現地では前年の2008年末から群発地震が起こっていて住民は不安を感じていたがこれに対処するために地震の1週間前に開催された学術会議において「近く大きな地震が起きる可能性は低い」という安全宣言ともとれる声明が発表され、結果として29人の市民が死亡した。判決では、地震の予知ができなかったことではなく情報の分析と伝達を慎重に行わず、地震のリスクを正しく伝えなかったことが過失にあたるとされた。
上のような事件は笑い話ではすまない。
地震というものは被害が甚大なためこのようなパニックも起こる。
が、パニックが起こるからといって
リスクをまったく伝えないというのでは、いざ起こった時に被害が拡大してしまう。
このような現状があるために
「予測」という形で情報を公開するしか現状手がないというのが
実情ではないだろうか?
より精度の高い情報を国が発信してくれることを願いつつ
自分で備えておくしかないということだろうか。
「全国地震動予測地図」は
将来日本で発生する恐れのある地震による強い揺れを予測し、予測結果を地図として表したものです。
国の地震調査研究推進本部により作成されています。「全国地震動予測地図」は
地震発生の長期的な確率評価と強震動の評価を組み合わせた「確率論的地震動予測地図」と
特定の地震に対して、ある想定されたシナリオに対する強震動評価に基づく
「震源断層を特定した地震動予測地図」の2種類の性質の異なる地図から構成されています。
こうした中、2011年3月11日に東北地方太平洋沖地震が発生しました。
東北地方太平洋沖地震は、地震動予測地図作成の基礎となる長期評価でも十分にとらえ切れていませんでした。
この地震の教訓をもとに、長期評価、強震動評価手法の改良に向けての検討が開始されています。防災科学技術研究所では
2011年4月より第3期の中期計画期間に入り組織改定が行われました。その中で「自然災害のハザード・リスク評価手法の研究」プロジェクトが開始され、東北地方太平洋沖地震を踏まえた上での「地震動予測地図」高度化に向けた取り組みが続けられています。
似たようなものを公表している企業もある。
大和ハウス工業は地震発生確率や予測震度などのリスク情報を提供する地震危険度評価ツール「ココゆれ」の運用を開始した。
50年先までの予測震度などを5年刻みで検索表示することができる。
同サービスは、任意の地点を選択入力することで、5年先から50年先まで5年単位の震度(5弱以上~6強以上)地震の発生確率と
当該地点付近の断層情報(予測震度・距離・深さ・マグニチュード・発生確率)を解析。約30秒で結果を表示できるツール。
解析データには、防災科学技術研究所「地震ハザードステーション」が公開した
全国の地震活動・震源モデル等のデータを活用。最新のデータが公開され次第、随時更新していくという。
ただし、データの乱用を避けるため
インターネット上などでの一般公開はされておらず、同社で住宅購入の相談を行った際などに閲覧できるという。
「ココゆれ」はつまり、HPで気軽に見られるものではないらしい。
●地震に備えるために
日本という国は非常に地震が多いので自身に対する防災グッズも数が豊富だ
たんすやラックを押さえて転倒を防止するもの
食料や非難するときに便利なものを詰め込んだバッグ
断水でトイレに困るということで簡易トイレなんかも扱っている
こういうニュースを見たときに自分は持ち出すものをチェックし非常袋を確認する機会にしています。
みなさんも身の回りの防災チェックをしてみてはどうでしょうか?
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