ビットコインの仕組みをわかりやすく説明してみる!マイニングって何?
●ビットコインとはいったい何でしょう?
最近流行している言葉にビットコインがあります。
しかし、仮想通貨?マイニング?
などと耳慣れない言葉が飛び交っています。
ビットコインとは仮想通貨のひとつでです。
お金(日本円)は日本銀行という中央銀行が管理し通貨が私たち市場に出回る
流通量を調整しています。
ビットコインが普通のお金のように流動的に通貨量を決めるのではなく
発行上限が2100万と決まっています。
つまりそれ以上お金をすれないんですね。
ここがまず違います。
単位は1コインが基本ですが総量が決まっているので1コインがとても高価になってしまいます。
なので、使うときにはひとつのコインを割ります。
0.01のように細かくして使います。1ドルの下にセントがあるような感じです。
補助単位として
0.00000001 satoshi
1億分の1ですか?
というのが単位であります。そこまで細かく割るのか?
と、驚いてしまいます。サトシとは開発者といわれている中本哲史(ナカモトサトシ)から来ています。
中本哲史なる人物が開発したのかは不明です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%B3%E3%82%A4%E3%83%B3
☆ 利点は??
私たちがドルを使うときは銀行や両替所にいってドルに変えてもらいますよね。
そのとき手数料が発生します。
ビットコインはその手数料が安いです。
クレジットカード手数料が2から3パーセントですが
それより安いです。物を売る側としては手数料は安いほうがいいに決まっています。
なんせ、銀行やクレジットカードのようなシステムがないのですから
P2Pといってネットにつながっているコンピューター同士をつなぐネットワーク上ですべてがやり取りされます。
そして、そのシステムをささえるのがマイナーという集団です。
銀行はシステムを作って維持管理しています。その管理に莫大な人とシステムにお金をかけなければなりません。
セキュリティーも大事です。そういったことにお金がかかります。
が、ビットコインはセキュリティーを担保するのは計算です。
この計算がマイニング(発掘)という作業にとても関係してきます。
☆ マイニングとは??
ビットコインのマイニングには世界中で使うためのシステムの一部となって
システムを作り上げることに協力しなければなりません。
その報酬としてビットコインがもらえるのでマイニングをする人はがんばるのですね。
銀行のようなセキュリティーの硬いシステムを作るためにはものすごい演算能力をつかった暗号が必要です。
マイナーは銀行がおこなっているようなシステム作りを手伝っています。
それが、何十人、何百人、中では企業でマイニングしている人もいるようです。
参加する人が多ければセキュリティーがまします。
その手助けの報酬がビットコインです。
偽造、または帳簿を書き換えようとしたら
これらのお手伝いコンピューターを上回る計算速度や世界中のビットコインを使う人の帳簿を書き換える
という離れ業をしなくてはいけません。
一人の帳簿は盗めても100人の帳簿を盗むのはむずかしいですよね。
みんなが参照する帳簿による多数決と膨大な計算を必要とする暗号でビットコインは支えられています。
ん?
これだと2100万ビットコインが掘りつくされたらセキュリティーを担う人がいなくなるのじゃないの?
と思うかもしれませんが一応そのことは手数料という形でマイナーたちに支払われるようです。
手数料・・・銀行のような形式ですね。
手数料がマイナーの報酬となるようですが、そうなったら結局今は安い手数料が高くなって銀行やクレジットカードの手数料のほうが
安いなどということになるかもしれません。それでもクレジットカードより安いらしいですが
そのときになってみないと実態はわかりません。
●何が問題なのか?
今時点ではマイナーは一生懸命ビットコインを彫り続けていますが、稼げなくなってしまってやめてしまう人が多ければ
安全性は下がります。下にも書きますが通貨の量が一定であり
価値がたやすく乱高下しやすい
投機の対象になりやすいということがあります。
一時は1ビットコインが1000ドルを突破するなど
バブルの様相を呈してきました。
また、匿名性や手軽さで麻薬の取引や違法の取引に利用されることもあるようで
もんだいになています。
運用システムではなく換金している取引所のシステムをハッキングして取引所が
ビットコインを失うという問題も出ています。
Mt.Goxは世界最大のビットコイン取引所でしたが、システムの不具合を突かれ
顧客から預かった75万BTCと会社保有の10万BTCを喪失しました。
●それぞれの思惑は?
銀行や国としては面白くありません。
人手と金をかけて一生懸命システムを作ったのに
それらを使わず自分たちのシステムで決済をしようとしないのですから。
また、犯罪に使われる違法な取引に使われるなど犯罪組織の資金の移動が容易になってしまいます。
一応仕組み的には公開アドレスがあるのでそこまではたどり着けます。
が、それがどういう経緯で作ったアドレスかなど審査する権利がありませんし
そういうものがないので利用する人が増えたともいえます。
身元不確かでも送金のための講座が作りたい放題ということです。
いくらビットコインを使ったかもわかります。台帳に記載されますから。しかし、ビットコインの取引場が没収する権限はもっていません。そのうち整備されるかもしれませんが
いまはありません。
取引場に換金に来た人から犯人を特定することはできるかもしれませんが
替え玉に引き出させにいくなど俺おれ詐欺でもやっている手口でやる可能性もあります。
「汚いお金」ならぬ「汚いビットコイン」を判別できないのです。
そんな状況では国としてもおもしろくありません。
銀行やクレジットカード会社は自分たちの仕事の利益を掠め取られるのが面白くなく
政府は犯罪が面白くなくいくつかの国では取引に制限を設けています。
ロシアや中国、インドネシアなどは利用禁止に動いています。
また、今2014年3月6日現在では650ドルぐらいまで落ちましたがそれでも価値は保っています。
一時は500ドルを切る場面もありましたが少し値をもどしました。
昨年12月1000ドルぐらいだったのを見るとだいぶ下がっています。
この価値の乱高下は投資家向けではあるかもしれませんね。
今現在、最初のほうでマイニングしてビットコインを大量に確保している人が要るとしたら値が上がったときに大量に換金すれば
価値は暴落するでしょうそういった思惑も含みながらの通貨であるとおもってください。
通貨の量が少ないということはそういった思惑でたやすく乱高下してしまうのです。
このまま残っていくのか今後が楽しみでもあり不安でもあります。
現代の金貨になれるか?ビットコインの真価が問われています。
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