デング熱この蚊の種類には注意！画像ありで解説！

蚊の駆除の難しさ！

今、せっせとデング熱をばら撒いている種類の蚊は

ヒトスジシマカです。

ヒトスジシマカ（一筋縞蚊）

体長４．５ｍｍの小型種。体は黒褐色で、胸背中央に白色の一本の縦線があり
その後方に逆Ｍ字形の白斑があります。

“Aedes Albopictus” by James Gathany/CDC – This media comes from the Centers for Disease Control and Prevention‘s Public Health Image Library (PHIL), with identification number #4487.Note: Not all PHIL images are public domain; be sure to check copyright status and credit authors and content providers.English | Slovenščina | +/−. Licensed under Public domain via ウィキメディア・コモンズ.

日本にいるヤブカ（藪蚊）の代表種です。

仙台以南の各地に最も普通に見られます。東北地方が北限です。

東南アジアが起源と考えられます。

人間の交流によって分布が拡大し現在ではインド洋の島々から、ニューギニア、オーストラリア、南太平洋、中国
アフリカ、米国、ブラジルまで分布を広げました。

近年では、放置してある古タイヤの溜まり水に大発生してその卵を付着させたまま古タイヤが外国の各地に送られ
アメリカ大陸やヨーロッパにまで分布が拡大しています。

これがすごいです。卵のままで外国まで運ばれていき、卵があるところに水がたまると卵から孵って増えていく。しかもほんの少し

たまった水があれば増えることが出来る。この繁殖力がヒトスジシマカの怖さです。

アメリカには古タイヤで運ばれてそこに水がたまることで増えていったという話もあります。

☆ヒトスジシマカの生態

発生源は、墓地の花筒、墓石のくぼみ、竹の切り株

空き缶その他の容器、古タイヤ、雨水ます

防火水槽などの人工的な小水域、成虫は卵をこれらの水際にばらばらに産み付けるが

乾燥によく耐えます。水位が上昇して卵が水没すると孵化します。
昼間活動性で、好んでヒトを刺します。

これも、昼に活動する人間には刺される条件になりますね。

吸血活動の最盛期は午後４時～６時で温度２６℃
照度２００～６，０００ルックスの条件下が最適。

また吸血源にはオスも反応して集まり、そこで交尾します。

産卵から羽化までの発育所要日数は
２０℃で２４日、２５℃で１４日、３０℃で１２日

発育零点は９～１０℃

成虫の生存日数は２５℃で２１～２６日

気温が高ければ早く羽化します。が、高すぎるといけないようなので猛暑のときは蚊が少ないといいます。
メス１匹の産卵数は８０個前後。吸血から産卵まで、約５日。

寿命が来るときまでに多くて４～５回血を吸うことができます。

しかし、思ったのですが、蚊って血を吸うことに失敗したらもう一回血をすおうとトライしてきますよね。

あれも、結局蚊の唾液を体内に入れられてしまうのでデング熱などのウィルスが体内に進入することに

なるのでしょうね。

 公共下水道の普及によって、道路ぎわに設けられた雨水ますや

住宅・公園などの雨水ますが、この蚊の恒久的な発生源となっています。

☆駆除方法

発生源は屋外のいたるところにあります。人工容器を除去したり
土で埋めたり、清掃を徹底するなどの処理が必要です。
ボウフラが発生しないように、雨水のたまるような器をかたづける。

ボウフラを発生させないことが重要です。
発生源がわからないときは、雨水ますに油を数滴たらすのも効果的です。 蚊は卵を産めなくなり

ボウフラは呼吸できなくなります。そのことで蚊の繁殖を抑えることが出来ます。

もうじき秋のお彼岸ですがお墓の花立なんかにも有効かもしれませんね。
トウゴウヤブカも墓石の花立、樹間や竹薮の切り株古タイヤなどから発生するが、その他に海岸の潮溜まりからも発生する。
ヤブカ類であるが、夜に家屋に侵入して吸血することが多く
発生源近くでは昼間も吸血する。

卵と幼虫で越冬する。
http://www.city.hiroshima.lg.jp/www/contents/0000000000000/1267492143723/index.html

☆簡単蚊とりペットボトルの作り方！！

蚊を目に見える形でじゃんじゃん取ってくれる

簡単ペットボトルの作り方です。

用意するもの

材料はペットボトル、水、ブラウンシュガー、イーストとたったこれだけです。

なんでこれだけで

蚊がとれてしまうのかといいますとイースト菌がブラウンシュガーを材料に二酸化炭素を発生させます。

蚊は人間の吐く二酸化炭素によってきますよね。それを利用して捕まえてやるのです。

①ペットボトルの口を切り、逆さまに差し込む。

②きれいな水にブラウンシュガー、イーストを混ぜて完成です。

あとは蚊がいそうなところに仕掛けておきましょう。

ムシが嫌がる天然成分でのムシ忌避剤

害虫駆除専門のプロが開発！　青森ヒバ油などの精油とヒノキ蒸留水を配合し、植物の力だけで害虫を寄せ付けないことに成功した商品です。

シュッとひと噴きスプレーするだけで、害虫は忌避し

配合成分の森林効果によりストレスからも開放され、瞬時に快適になります。

床上10cmの高さは幼児や寝たきりのお年寄り、ペットなどがもっとも揮発成分を吸引する高さです。

有機リン系の成分などの有害な成分は使ってありませんので床上10㎝の安全性が確保できます。

化学剤不使用、揮発性有機化合物を含まない安心、安全な天然成分からつくられていますので、アレルギー等が気になる方にもおすすめです。

1本で約400回噴射可能な害虫駆除液スプレータイプで簡単に害虫対策ができ、環境にもお肌にもやさしい防虫スプレーです。

1500～１６００円程度です。

ムシさんバイバイ 本体 250ml

しかし、蚊を駆除してもボウフラという元を断たなければやはり蚊から守ることは出来ません。

少々危険でも根元をたちたいという方。

バポナうじ殺し 液剤

ボウフラやウジを退治する薬剤です。ただし臭いは強烈です。

目的に応じて、そのまま又は水で希釈し、ハエ幼虫(ウジ)、蚊幼虫(ボウフラ)の発生または生息する場所に散布する。
ハエ幼虫(ウジ):1平方あたり本品50-100mlを幼虫の発生場所に散布する。ゴミや堆肥の場合はよく内部までしみ込むように適宜希釈して散布する。
蚊幼虫(ボウフラ):発生場所の水量100Lにつき本品20-40mlを散布する。

定められた用法及び用量を厳守すること。・水域に使用する場合は、魚や水棲生物に対して配慮して使用すること。

皮膚、飲食物、食器、小児のおもちゃ、飼料、観賞魚、小鳥などのペット類などにかからないようにすること。

薬剤が皮膚に付いたときは、石けん水でよく洗うこと。また目に入った場合は、直ちに水で洗いながすこと。

臭いはかなり強力なので、換気に気をつけるのと使用の際ゴム手袋等をしようするのがいいと思います。（手につくと匂いがなかなか落ちません）

と、扱うにはなかなか躊躇しそうなものですが

効果はあるようです。

お値段も安く４００円程度で買うことができます。

くれぐれも薬剤を使うときには注意事項をよく読んで使用しましょう。

いかがだったでしょうか？

こういった蚊への対策は重要だと考えます。今回のデング熱ですがマレーシアでは新型のデング熱が猛威を振るっています。

死亡者数は昨年の４倍ペースででています。

詳しくは前回の記事を読んでみて下さい。

家の周りの蚊対策！一度この機会に真剣に考えて見てはどうでしょう。