チリで地震で注意報レベルの津波予想、海外からの津波被害の歴史

太平洋を挟んだペルーで大きな地震があり津波の恐れがあるので

津波注意報レベルの注意が必要だそうです。

TVでいっていましたが続報にも十分に注意してください。

津波は到達するまでに大きくなることもあります。油断は禁物です。

http://www.jma.go.jp/jp/quake/

津波注意報レベルとは

２０センチから１メートル

程度の津波に対する注意が必要です。避難レベルで言うと、海の中にいる人には生みの外に出てもらうように促すレベルだそうです。

海の近くにいる人に注意を出す程度であるのでそれほど神経質になる必要はないかもしれません。

しかし、2ｍの津波であっても２０１０年のチリ地震では避難の遅れから５００人もの被害が出ています。

このときはチリ政府の避難解除の誤報が基だといわれていますが、これぐらいの津波でも

被害が出ることを忘れてはいけません。

参考　ウィキペディア　http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%AA%E5%9C%B0%E9%9C%87_(2010%E5%B9%B4)

津波被害を避けるには避難が一番だということです。

関東地方では大体明日の午前５～６時頃に到達予想されています。

東海地方には明日の午前６～７時ごろに津波が到達予想です。

しかし、遠くから来る津波は第一波が地番大きくなるとは限りません。1番大きな津波が始めの津波の

１時間後、数時間後ということもありえます。くれぐれも用心がひつようです。

☆海外からの津波被害の歴史

１９６０年のチリ地震はるか太平洋を越えて日本にも被害を出しています。

大船渡では５３人もの使者を出しています。この地震で覚えておきたいことは

日本での津波の大きさです。

振幅の最大値は

日本 6.1m

アリューシャン 3.4m

カナダ 3.3m

ハワイ 2.9m

オーストラリア 1.6m

を観測しています。

気づいた方も折られるかと思いますが

日本とチリの間にあるハワイのほうが日本より津波の大きさが小さいのです。

波の性質上波は円を描くように広がっていきますが、大陸などに当たると波なので跳ね返ります。

日本と地震が起きたチリの位置関係がちょうどその波が収斂しやすい場所にあったために

波が他の地域よりも大きくなり、結果として被害が大きくなりました。また、東日本大震災のときと

同様にリアス式の海岸地域もまた、狭く深い港は波が港に向けて集まってきますので津波が収斂し高くなりやすい

環境であることは、テレビで東日本大震災のときに見た人も多いのではないでしょうか？

参考ウィキペディア　http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%AA%E5%9C%B0%E9%9C%87_(1960%E5%B9%B4)

２０１０年に発生したチリ地震では津波の高さは日本で観測されたものは1.2ｍぐらいでした。

今回の地震の津波予想もこの程度であると今のところは考えられています。

チリで起こる地震は日本が被害を被るであろう海外で起こる津波で、最も注意しなければならない地震かもしれません。

あせらず、しかし決して油断せずに津波に対処していきたいですね。