歩きスマホの事故の件数は増加傾向に！ドコモのシュミレーション映像がおもしろい！

●ながらスマホ、歩きスマホ事故の件数

歩きスマホの問題が最近問題になっているらしいですのでちょっと調べてみました。

２０１０年から２０１３年まで２３人だった搬送された人の数は３６人と１．５倍増えています。

http://news24.jp/articles/2014/02/27/07246642.html

たいした人数ではないのでは？という人はいるかもしれませんが、事故を起こした人の数ではなく

事故にあい救急搬送された人の数です。

どれだけの人が全国で事故を起こし怪我を負っている、または負わせているであろうことは

想像に難くないです。スマホをいじっていましたと黙っているかもしれませんし、その実数はもっと多いことは明らかでしょう。

☆何故歩スマホで事故にあうのか？起こすのか？

何かをしながら何かをする。こういう行動はひとつのことに注意がいかない為に

もうひとつのことがおろそかになってしまいがちになります。

歩きスマホの場合は「非注意性盲」という状態になってしまいます。

スマホの画面に集中してしまって、スマホを見ている隙間から周りが見えていても

「認識できない状態」に陥ってしまうことです。

認識出来ていないのにもかかわらず移動するということがいかに恐ろしいかわかりますよね。

「事故につながる」ということです。

歩きながら、自転車に乗りながら、車の運転をしながら。

いけないことだと思ってはいても、気になるから見てしまう。そういったことが事故を引き起こし

件数は増えていく一方です。

また、事故が増えている要因になっていることに

「画面に表示される情報量の増加」

が、あげられると思います。

一昔前のガラケーのときからこの問題はあったのですが、あの当時携帯端末で扱える情報はひどく限られたものでした。

文字だけがほとんど、しかし、画面は大型化し、端末自体が高性能化し画質は上がり文字、写真、動画、音楽

同時にさまざまな情報が目と耳を通して脳に送り込まれます。

気づいていないうちに情報量が膨大なものになっていて脳の処理能力は限られていますので

当然、画面を見ている以外の処理能力は削られてしまいます。

そして、昔なら気づくことが出来たようなことが気づくことが出来ずにあわや事故

もしくは本当の事故につながってしまいます。

スマホのタッチパネルによって操作がより複雑になったことも注意を周囲に向けることが

出来にくくなるような要因になっています。

より集中して画面をタップしなければならない操作性。自由度が増えた反面

より細かい動作が要求されるのがスマホだと思いいます。

ガラケーだったら矢印キーをニ、三回クリックしていけばリンクがはってあるところまで自動的に飛んでくれました。

他の文章は飛ばしてです。しかし、スマホだと？

そう、リンクのある単語に正確にタッチしないと飛んでいくことは

出来ません。

たとえばこういった文章があってその下のほうにリンクがはってあるとしましょう。

絵や写真があって、その下のほうにリンクがあり、その先に目的のページがあるとしましょう。

この文章が目的のリンクへ飛ぶための文字

だと思ってください。こんな文章で黄色の文字のところをクリックするための動作を

検証します。

この目的のリンクにたどり着くまでの行動はガラケー、スマホでどう違うでしょうか？

ガラケー

画面を見る

→下のほうにリンクが

→ニ三回矢印キーをクリック（写真で止まり、次にとまるのがリンクの文字ではないでしょうか）

→目的のページ

スマホ

画面を見る（たくさんの情報

→下のほうにリンク→スライド（行き過ぎたら戻る）

→正確にリンクを指でタッチ

→目的のページ

ガラケーのほうが大雑把な動作で目線をある程度放していても出来るのではないでしょうか。

ガラケーでは操作、機能、文字数など限られたことが多かったですね。

その分操作が容易だったりこういったリンクへ飛ぶなどが

比較的簡単だったようなきがします。タップで反応しないことはあってもボタンを押し込んで反応しないことは

あまりありませんでした。

もちろんガラケーもさまざまなことが出来るようになってきたのでガラケーでのながら事故もありました。

スマホになりそれがさらに強化されてしまったというのが実情のようです。

もちろん、私自身スマホを使いますし、ガラケーに戻すべきだとも思いません。

が、技術の進歩がより

「移動中にスマホを触っていると重大事故につながる」

ということは、使う人が知っていなければならないと思います。歩きスマホの事故は

自分が事故を起こすことも危険ですが

「他人を巻き込む事故を引き起こす可能性が高い」

このことを忘れてはいけないと思います。

アメリカのニュージャージー州フォートリーでは歩きスマホに罰金８５ドルが課せられるそうです。

こういった規制がこれから増えていくことは間違いありません。

日本でもNTTドコモではアプリなどで歩きスマホをしていると警告がでるアプリを備えたメーカーも出てきました。

ACジャパンでも啓発CMが作られています。

http://www.ad-c.or.jp/campaign/nhk/01/

また、おもしろい啓発映像も見つけたのでのせておきます。

NTTドコモが作った歩きスマホが以下に危険かをわかりやすく描いたシュミレーション映像です。

渋谷のスクランブル交差点でもし

全員がスマホで歩きスマホをしていたらどうなるのか？？

というシュミレーション映像です。

「歩きスマホ」経験者の5人に1人が事故や怪我を経験しています。 スマートフォンの画面を見つめながらの歩行は、周囲への注意がおろそかになり、大変危険です。 また自分自身だけでなく、周りの方を巻き込む大きな事故につながることもあります。 …しかし！ 今日も歩きスマホをする人は後を絶ちません。 そこで↓↓↓↓↓↓↓…

 

 

なかなかシュールな映像ですね。誰もいないのに謝ったり転んだり・・・

 

いやいや、危険ですよね。本当に！！

 

日本のメーカー世界のメーカー、国や自治体も対策に動き始めたばかりですが

 

自分の身は自分で守りマナーは守りましょう。

 

 

歩きスマホ、自転車の乗りながらのスマホ、運転しながらのスマホは事故の元！

皆さんも注意し正しいスマホライフを送りましょう！！