前回大会の決勝の再現なるか？スペイン対オランダ。スペインまさかの大敗！

１次リーグの注目の試合です。

スペイン対オランダです。前回の南アフリカ大会のときの決勝戦で戦った両チームが

早くも激突です。オランダは前回の雪辱に燃えていますしスペインは再びの優勝のためには

勢いをつけておきたい試合です。どのような結果になるでしょうか？

☆スペインのキックオフで始まりました。

ジエゴ・コスタがスペイン代表で出ていましたが、彼は元ブラジル代表でした。しかし、国籍をスペインに移して

スペイン代表として試合に出ていましたが、ボールを持ったとたんにブラジルの観客だと思われるサポーターから大ブーイングを

受けていました。ブラジル代表を捨てたと思われているのでしょうか。

ファーストチャンスはオランダでした。ロッベンのパスにスナイデルが抜け出してシュート、しかし、カシージャスがとめました。

スペインのファーストシュートはイニエスタでしたが枠を捉えられませんでした。

両チームとも中盤が強いだけになかなかシュートまで持っていけません。

が、スペインの無敵艦隊の指揮者と言われるシャビからジエゴ・コスタへのオフサイドぎりぎりのラインでのパスが

でます。ペナルティーエリア内でしたがディフェンスがたまらず足をかけてしまいます。

スペイン代表が先制！ＰＫを見事にシャビアロンソが落ち着いて決めました。

前半を見ているとスペインの最終ラインのコントロールといい、守備といいすばらしいですね。

最終ラインを上手く上げてオランダの選手のチャンスを摘み取っていきます。

しかし、オランダもただでは終わりません。

前半４４分ブリントからのパスをファンペルシーがヘディングでゴール。しかも、カシージャスの位置を確認してからトラップをやめ

そのままヘディングでのループ気味のシュートと言う離れ業！これぞ、世界レベルのストライカーというすばらしい

後半になり雨が降ってきました。

後半に先に点をとったのはオランダ！後半８分パスをカットしたところからスナイデル、ブリントへ、そしてロッベンへのパスがとおり

ＤＦ２人を引き連れたままシュートを決めました。トラップの技術、相手の触れないところへボールをもっていくコントロールからのシュート

さすがロッベンすばらしいゴールでした。スペインのＤＦの足にあたって方向が変わったことはカシージャスには不運だったかもしれません。

スペインも動きます。ディエゴ・コスタ、シャビ・アロンソを変えてフェルナンド・トーレス、ペドロをいれて攻撃陣を強化します。

が、オランダの猛攻は続きます。セットプレーからオランダＤＦデフライがゴールポストにぶつかりながら決めました。

キーパーチャージがあったのではないかという抗議も認められずにカシージャスのストレスはたまります。

オランダはモチベーションが下がっているスペインの隙をみのがしません。

ファンペルシーが不用意にキーパーに戻したボールをカットしゴール。４点目をあげました。

ボールを奪ってから前線に一気にボールをだし、ロッベンの速さと技術で５点目を奪いました。

世界の誰もがスペインの５失点は予想していなかったでしょう。

オランダはこの4年間に進化しスペイン対策は万全だったようです。南米の雨というのも

パスサッカーのスペインにはつらかったかもしれません。

オランダの攻撃は徹底していました。まさかの５バック、徹底した体をぶつけるディフェンス！

そこから早いカウンターからの即効、相手の隙を見逃さない。

それを徹底しゴールを量産しました。

スペインはワールドカップで２大会連続で初戦を落とすという状況になってしまいました。

前回大会はスイスに敗れまいたがそこから優勝！良いジンクスなのか？

スペインはこれからどう立て直せるかが勝負です。

波乱のワールドカップはこれからも楽しみですね。